2014年5月17日土曜日

コミュニティ

若葉香る青葉通のケヤキ並木。

今日は、野菜ソムリエの、みやぎのコミュニティの総会でした。



野菜ソムリエのコミュニティは全国にあって、みやぎの野菜ソムリエコミュニティは活動がとても活発です。

全国それぞれのコミュニティがその年(年度)の取組を報告し投票で評価をする「野菜ソムリエアワード」で、みやぎのコミュニティが金賞を受賞したのです。

僕もその端くれにちょこんといさせて頂いております。ちょこんとです。


事業報告、会計報告、監査報告、今年の方針、新しい提案などの議事がすすんでいきます。

僕も運営に少しだけ関わっているのですが、とてもとても勉強になります。

会員は約90名。

みんなで少しずつ会費を出しあい、それをもとにいろんな活動をしています。


野菜ソムリエの資格は、初級でも13万円以上かかる、とても高額な資格です。

国家資格でもなんでもない(履歴書には書けます)資格なのにそれだけの投資をして資格を取得するからには、相当な思いと、活動への期待があると思います。

だから、「野菜ソムリエ」は、資格をとってからが最も大切なのです。

せっかくとったのに、なんにもなんなかったなぁ、というのが一番寂しい。もったいない。

個人ではその資格を生かし切れないところを、同じ資格を持った仲間が集まってその資格を生かしていく。

そんな場がこのコミュニティです。


でも、運営となると、これが難しい。

なぜなら、仕事じゃないから。

出来る人が出来ることを出来る時に無理なくやる。

基本はそうなのですが、みんながそうだと、運営は出来ない。

運営に関わる人は、やはり責任があります。
その責任が明確じゃないと、有志のコミュニティはうまくいかない。

全国にコミュニティはいくつもありますが、必ずしもうまくいくところばかりとは限らないようです。

だれかが言うだろう、誰かがやるだろうと、みんなが思ったら、つまりは誰も言わない、やらないということと同じです。


なるほど。
これ、逆に、仕事と同じだ。

そう気づきました。

そう考えると、仕事も、形を変えたコミュニティなのだなと思いました。


野菜ソムリエの会は有志の集まり。
だから、主体的にみんなが関わらないとすすまないし、壊れる。

それも、営利を目的としない集まり。
だから、そのコミュニティの考え方、ポリシーがしっかりしていないと、たぶん少しずつ薄くなり、分散し、消えていく。

それでいて、お金はしっかり絡む。
熱い思いだけじゃ、ことはすすまない。

みやぎのコミュニティがうまく行っているのは、ポリシーと、リーダーシップ。

それに尽きます。


乾杯!


野菜に出会って、僕の世界は確実に広がっています。






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