2014年3月9日日曜日

見えない心地よさ


玉ねぎの輸入が、20年前から相当増えているようです。

20年前は3万トンだったのが、今は30万トン。

その背景には、主に中国産の「剥き玉ねぎ」が増えていて、それらが外食や加工食品の原料になっているのだそうです。

でも、みんな知らないはずです。

外食で、加工食品で、自分が今食べている玉ねぎがどこのものかなんて。

何かあった時にだけ、どこのものかが話題にのぼります。

それも、「私達は知らされていなかった。私達が選んだわけじゃない。選んだのは・・・」という感じで話題になるのだと思います。


米もいずれ(もはや?)そうなるのかも知れません。

あんまりに無邪気すぎるのも問題ですね。


見えない心地よさってあると思います。

見えないのか、見ないのか、分かりませんが。


簡単なもの、便利なもの、安価なものには、必ず理由があるのです。

自分が加工食品担当になることがあったなら、それはそれで、きっと追求していくでしょう。

でも。

何かが起きた時に、ただ一方的な批判や糾弾をしてしまわないよう、すぐに誰か一人を悪者にしてしまわないよう、今思っていることを忘れてしまわないように、自戒の念も込めてメモします。








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