2012年8月28日火曜日

目を揃えるということ


山形の大谷果樹組合。

今日はりんごの目揃え会。

生産者から今年の状況を聞きながら、傷や形、色などをみんなで見て、どこまでを出荷していいか、どこからが理由あり品か、みんなで目線を揃えて基準を決める会、それが目揃え会です。


今年も暑い日が続いていて、平年に比べて色づきは遅い。

でも、ここのところ、何が平年なのか分からない年が続いています。

今日も暑かった。

車の外気温計は39℃を示していて、まじですか、という感じです。かなりまじな暑さでした。


暑かったよねぇ、今野さん。


いつも決まった安定的な品質のものを作りたい、出したい、届けたいと、みんなが思っています。

理解してもらうことと、甘えることは全然違います。

目を揃えるということは、見た目を揃えるということ、だけではなくて。

むしろ、もっと違うところを揃えるということなのだと思います。

だから、毎年、揃えるのです。


デジタルの限界は、その都度目を揃えることでしか超えられないのかもなぁと思うのでした。

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