2011年12月30日金曜日

言葉なんてなくたって

3月14日に支援物資としてセンターに届いたバナナ。

水やカップラーメンなど、全国からいろんなものが支援物資として届き、センターでその仕分けをしていたときにこの送り札がついたバナナを見つけました。

出荷元は名古屋でした。
地震の3日前に、このバナナを送って頂いた方に4年ぶりにお会いしたばかりでした。

まだ電気も通じていない、寒々とした大きな倉庫の中で、まるでその方本人とばったり会ったような、そんな気持ちになりました。

一人思わず声を上げてしまいました。

とても嬉しかった。

そしてこの札を見ただけで、どんな思いで出荷してくれたか、その思いは全部伝わってきました。
携帯の電波が通じなくて、ありがとう、ってすぐには言えなかったけれど、その思いはちゃんと伝わっていました。


そういうことって、たくさんあると思います。

言葉なんてなくたって、「絆」ってわざわざ言わなくたって、伝わることってあるのです。

2 件のコメント:

  1. 気持ちよく爆睡中に、いきなり明るい太陽の下にさらけ出された「ドラキュラ伯爵」の気分です。

    ガンバレの逆エールを頂きました。ありがとうございます。


    By 今回は匿名で。

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  2. 今回は匿名さん
    眠りを覚ましてしまい失礼しました。
    そろそろいいかなと思いまして。
    今年もよろしくお願い致します。

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