2011年9月15日木曜日

つながっていれば 私たちは負けない

9月11日(日)福島市にある産直産地、「産直センターふくしま」で、毎年恒例の収穫体験ツアーが開催されました。

毎年恒例、ですが、今年は特別な年でした。

震災の影響で、今年の収穫体験ツアーは中止の予定でした。けれど、6月の提携協議会の時、産地から「もし出来ることなら、今年も交流ツアーを企画してほしい」という要望がありました。
(写真は6月29日協議会の時のもの)
それならば、と。もし参加者が一人でも二人でも、主旨に賛同してくれる人がいるならやろう!ということになりました。

とは言うものの、どれだけの人が応募してくれるかは不安でした。日に日に放射性物質汚染の話題は大きくなり、肉牛や稲わら、腐葉土にまで影響があると報道されていきました。

けれど、ふたを開けてみれば、予想以上の参加者が申込をしてくれたのです。参加者総勢48名。それだけで感動してしまいました。


当日朝は霧雨模様でしたが、次第に雨もあがりました。

午前中は遠藤茂さんのピオーネ畑で収穫&直売。
直売品は完売しました。
最高においしいピオーネでした。みんな最高の笑顔でした。
遠藤さんの晩酌の時のため息が、一つでも減ってくれるといいなと思いました。


昼食会場に着くと、そこで待っていたのは壁に掲げられたメッセージ。

「サンネット産直 ようこそふくしまへ つながっていれば 私たちは負けない!」
短い言葉に込められた思い。

消費者交流を最も大切にしている産直センターふくしまですが、今年は交流が全くない。唯一サンネットのこのツアーだけです。生産者みんな喜んでいます。今年のテーマ「つながっていれば 私たちは負けない」。本当にそうだと思います。今日ふくしまに来てくれて本当にありがとう、と理事長で梨生産者でもある阿部さんが挨拶で話されました。

事務局の服部さんからは、福島の厳しい現状をお話いただきました。

子ども達の県外への転校が増え、夏休みだけで1000人が転校したこと。子ども達はみな24時間線量計をつけていること。先行き不安な中それでも栽培を続ける生産者の思い。東電の対応について。苦労して育てた桃が5kgで250円にしかならないという、依然厳しい販売環境。
そんな中のこのツアー。こんなに来てくれた。本当に嬉しい。ありがとう。ありがとう。

涙をこらえながら、ときおり声を震わせながら話す服部さんの言葉は、一つ一つが重かった。


昼食をはさんで、午後は阿部哲也さんの梨園で収穫体験。
おいしい梨の見分け方や、上手な梨のとり方などを伝授されながら、大賑わいでした。
甘くて果汁たっぷりの梨は最高でした。そして、阿部さんのおばあちゃんのお漬物も最高でした。
写真中央のエプロンの方が阿部さんのおばあちゃん。作り方を教えてもらってホクホクです。

最後に、みんなで感謝と応援の思いを込めて寄せ書き。

笑顔いっぱい、感謝いっぱい、気持ちがいっぱいのツアーになりました。

産地のみなさん、参加されたみなさん、ありがとうございました。

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