2011年6月30日木曜日

控えめな主張

朝、福島市を出発し、みやぎの産直産地である角田市に向かうため、国道349号という国道を走りました。

この道、福島県からちょうど角田へ通じる、今朝の僕にとっては好都合な道なのですが、これがまた曲がりくねった超細い道路で、対向車とのすれ違いもぎりぎり、これでも国道ですか?という道路でした。


阿武隈川に沿って曲がり道がくねくねと伸びており、気を抜くと簡単に川へダイブしてしまうような、スリリングな道でもありました。

道沿いには若干の人家もあり、やはり土地のみなさんも、この道には不便や危険を感じているようで、国道349号の拡張を求める立て看板が立ててあったのですが、その控えめな主張が、なんとも胸に染みたのでした。


「349(さんよんきゅー) 広くなったら うれしいな」


その看板は、福島県境から入ってすぐ、宮城県丸森町耕野(こうや)地区に、やはり控えめに立っています。その土地に暮らす人々の人柄が偲(しの)ばれます。

人とのつながりを感じることが多いこの頃。この看板はずっと前からあるような雰囲気でしたが、この看板を見て、また、少しあたたかい気持ちになりました。僕も、広くなったら、うれしいな、と思いました。


角田まで、もうすぐです。

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