2010年9月23日木曜日

かかとを踏む時代。

少し前にサンダルを買いに靴屋へ行きました。

そこでびっくり、かかとを踏むことを前提にした靴が売っていました。
聞けば、今(ちょっと前から?)流行っているそうで、全く知らない僕は非常に驚きました。

靴をはくのも手を抜くのか。。。
(変な表現ですが)

考えたね!やられた!と思うと同時に、なんだかなぁ、とも思いました。
探していたサンダルが売っていなかったので、よっぽどこれでもいいかなとも思ったけれど、今回は買いませんでした。

今は食品でも「ワン・ツー・アクション」で食べられるものが人気だそうです。
焼くだけ、煮るだけ、混ぜるだけ。フライパンひとつで。
サイコロステーキでも、6面焼くのが面倒なので、なんと2面焼けばいいように、平べったいサイコロステーキがあるそうです。もはやサイコロじゃありませんね。
米だって、九州や関東では「無洗米」が主流とか。(みやぎはほとんど売れません)。

野菜も焼くだけ、煮るだけか。
すると、素材の味が大切だなぁ。などと素直に考えてみたりしました。
かぼちゃやさつまいも、枝豆、とうもろこし。手を加えないものほど、味で選ばれているし。

靴もかかとを踏む時代。
好むと好まざるとに関わらず、文明ってそういうものなのだろうなぁと思いました。
「注ぐだけ」の昼食を摂りながら、なんとはなしに思うのでした。



2 件のコメント:

  1. かかとを踏む靴やサンダルは腰痛の原因のようです。
    正しく歩かないと体のバランスが崩れるようですよ!
    食べ物は一手間かけることによってありがたみがわかると思います。
    食べられなくなってその意味がわかった時はもう遅いでしょう!

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  2. いしけんさん
    コメントありがとうございます!
    子供たちは、スナック菓子も大好きですが、いっしょに作ったいも団子やかぼちゃ団子(←直伝!)はもっと大喜びです。
    幼い今のうちに、そのありがたみを一緒に感じたいと思っています。

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